沖縄のケーキ屋の話「イッツ・ア・バタークリーム!」
このブログの「メインテーマ」である沖縄ネタを復活させました。休んでいた理由は特にありませんが、沖縄の話が「本流」なのにアクセスが異様に悪かったことも一因でした。はてなには沖縄好きって思ったほどいないんだね。(←責任転嫁)
▲だいぶ前のタイ映画「スモール・ルー・クー・ネーオ」
現地での劇場公開時は、同時期に強力な作品の上映がなく、そこそこの興行成績を挙げたらしい。
https://youtu.be/vkKNRPUDyos
▲タイ語わからなくても、字幕なくても、ストーリーはわかるだろ?それがタイ映画の魅力さ。
🎥ストーリーはオーディション合格を目指すバンドメンバーが主人公。そのリーダー格のスーサットが、いずれ家業(ケーキ屋)を継ぐという約束で父親から高価な楽器セットを買ってもらっていた手前、ケーキ屋を継ぐ責任感と、プロデビューを諦めきれないバンド活動との両立に悩み、そしてバンドのてこ入れのために加入させた女性メンバー・ギプシーへの日増しに募る恋心・・・という青春コメディである。
で、何が言いたかったかというと、撮影用に作られていたとは推測できるが、劇中に出てくるケーキ類がなかなか手が込んでいて美味しそうだったこと。
タイで食べたケーキそのまんまだったこと。
チョコレートケーキ、バタークリームケーキのなんとも言えない懐かしさ。
そう!今回のテーマはバタークリームである。
自分が子供の頃、親が買ってくるのはだいたいバタークリームケーキだった。生クリームなんて1年に1回あるかないか。
子供の頃の友人は、誕生会で友達を集めていざケーキを出すという時、バタークリームケーキで、しかも、まだ美味しければよかったのだがたまたま不味いケーキでみんながあんまり手をつけず、結局そいつは親に対して泣いて暴れたという。
私の場合はあの決まってバタークリームケーキの上に乗っかっているサクランボもどきの赤い玉みたいなやつが嫌いで、いい年して今でも避ける(笑)
▼参考画像
真ん中の「アレ」だ。
遠い昔、新婚旅行でプーケットに行って、ホテルのハネムーン特典としてデコレーションケーキがついていた。
ピンクと白のチョコレートでコーティングされたパサパサのバタークリームのケーキだったが、美味しくいただいた。
▲ここまで凄まじくはなかったが、それでもピンクのケーキがデーンと部屋のテーブルに置いてあった。
やっぱり子供の頃からの懐かしさがふつふつとよみがえってきたからかもしれない。
で、沖縄の話なんだが、私がお菓子を買うのは、過去記事にも取り上げた、市場本通りのここである。
▼こういうローカルな菓子も売っている一方で、
▲隙間産業のように、パックに入ったバタークリームケーキも売っている
観光客の人は、ちょっとしたおやつにいいですよ。飲み物はUCCの自販機を見つけて霧の紅茶のロング缶で。ミルクティーでもレモンティーでもかまわんよ。
沖縄には一応洋菓子屋が多い。ジミーが起源かな。
街を歩いていてもちょっと古ぼけた「○○洋菓子店」の看板をよく見かける。
▼繁多川にある有名店
▼そこの主力商品
▲どう見ても人ん家のおばさんが家庭用オーブンで焼いただけの、その家庭独自の食べ物・・・って感じだが、本来個人経営のお菓子屋なんてみんなそんなもんだろうな。
エーデルワイスがお洒落過ぎるだけだよな。
▲さて、最近沖縄でじわじわきているのがジャーマンケーキである。
ドイツ人は全く知らないジャーマンケーキ。
だって名前の由来はジャーマンさんという人が考案したケーキだから。(笑)
最初に売ったのはジミーだと思うが、
▼首里石嶺にこんな派手な店がある。ここのジャーマンも有名だ。山川穂高も太るわけだ。(根拠ないが)
市場本通りの菓子屋でもジャーマンは売っている時がある。お試しにはもってこいですね。
確かに本土の有名なケーキ屋に比べると大きく見劣りするのは否めない沖縄のケーキですが、多分40代以上の人なら必ず童心に帰れると思うよ。
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