国際ショッピングセンターの話②
2度と見ることはなかったはずのものと再会。
▲ステッカー
最近、沖縄中にしたたかハンバーガー屋(しかも店内も商品の見た目もアメリカンテイストな)が林立しておるが、かつてはこんな店があった。
VICMONT
通称ビクモン
で、何が国際ショッピングセンターと関係があるのかというと、古い資料を紐解いて一生懸命調べていたら、国際ショッピングセンターがオープンしてからエンダーに取って変わられる僅か数年テナントとして入居しておったらしい。
記憶無(←知り合いの店で売っている泡盛のパロディTシャツだな)
今はゲストハウス・リトルアジアになっている丸国マーケットの近くにもあった。現在Jefになってんのかな?
店の名前は一見かっこいいが、その由来は社長が山城さんだから。
直訳!
ま、ブリヂストンみたいなもんか。
そんなてーげーな店だからか、ライバル店が次々出てくるとあっという間に経営はたち行かなくなったという。
いきなり事業本部解散。
困ったのはフランチャイズの加盟店。パテやフィッシュバーガーの白身魚のフライ、紙コップ、包装紙などは全て独自で調達しなきゃならなかったらしい。(苦笑)
末期には市販の銀紙(アルミホイル)でハンバーガーを包んでおった。
てーげーにも程がある。
大して安くもなく沖縄らしさもアメリカらしさもあまりなかったが、あの400円くらいだったビックボーイバーガーはまた食べてみたい。
ちなみにビッグボーイとはこのネイティブアメリカンの小僧のことである。
北京オリンピックくらいにコザに残った最後の店が閉店してしまい、ビクモンは沖縄から消滅してしまったが、それでも永らく若者の腹を満たしていた功績は称えるべきだ。
そういえば本土でも、サンディーヌ、グリコロア、森永ラブ、ドムドムは・・・まだあるのかな?
いろいろあったよなぁ。
つづく