カツオの独り言~那覇の酒場から酔狂日記~

アイドルから沖縄ローカルネタまで。くだらない(実はとってもためになる)マニアックな情報を発信しています。

今のうちからこれを読んでおけば、もし沖縄旅行中に台風が直撃してもへっちゃらさー!!

f:id:ryukyuhardcore:20190518145839j:plain
▲私の好きな映画。相米慎二監督の傑作。工藤夕貴は一時期切り抜きを下敷きに入れておったなぁ。

しかし、
f:id:ryukyuhardcore:20190518150146j:plain
映画撮影のロケ地として全面協力した長野県S市が市を挙げて試写会を予定していたところ、レイプ、同性愛、自殺、そして、下着姿で踊る生徒役の女性キャスト・・・という内容に激怒し、試写会は中止になった。
でも、一番の衝撃は、あの三浦友和氏がどうしようもないクズな教師を演じていたことだった。

人は何故台風が近づくとハイになるんだろう?
この映画は、それが上手く表現されている。
気圧の変化か何かに起因しているんだろうけど、異様なまでの気持ちの高ぶりって一体何なんだ?

f:id:ryukyuhardcore:20190518150950j:plain
▲見てくれ、この楽しそうな顔。日本の台風における報道スタンスは「直撃カモ~~ン!!」である。
それでいて特に昨年みたいに大阪をはじめ本土に多大な影響を及ぼした途端に、マスコミが待ちわびていた台風は真逆の扱いを受ける。
枕崎とか潮岬あたりで波がザッパーンしているだけならいいのか?
誰も彼もパンダが初めて日本に来た時のような気持ちの高ぶりは見ていて異様(滑稽)な光景である。

そこで、おそらく今年の7~10月も延べ数万人の旅行客が旅行中に結局のところ台風直撃で、やれ飛行機が飛ばない、やれホテルに缶詰めだ、なんてことに遭遇するであろう。
間違いない。

これは世の中の摂理であり時の運でもあり、二律背反のような言い方だが、そのどちらでもある。

しかし、今回のブログを読めば、いざ台風にぶち当たっても空港で暴れたり、係員にわめき散らしたり、延泊先のホテル探しに困ったりすることもなく、逆に台風直撃を「人生経験」、「今回の沖縄旅行では台風がブームだった」、「沖縄でやったアクティビティは台風プレイだった」と割り切って楽しめるきっかけになるという自負はある。

以下、全て私と私に近しい人物たちの経験則である。

「台風プレイ。我々はこうして楽しんだ」いってみよう!

①誰にも頼まれていない実況中継
何かしらのSNSをやっている人は、リアルタイムで「台風中継」をしてみたら自分も何となく報道機関の一員になれる。(笑)しかし、こういった素人のライブって明日出かける人、来週出かける人、家族や友人が足止めを食らっている人には有力な情報ソースとして重宝されるから侮れない。
f:id:ryukyuhardcore:20190518153102j:plain
▲「国際通り、こんなです!」みたいなリアルタイムの発信が思わぬところで役に立っているのだ。
(おすすめ度90%)

②台風中継に映る
あまりにもガチで危険な時は外出したらダメだが、大袈裟にヘルメットを被って「決死のレポート」をしている姿を見かけたら、その横を買い物袋でも持って傘も差さないでなに食わぬ顔で歩いてやるとよい。実際琉球朝日放送の前で知り合いがやった。
(おすすめ度83%)

③ユニオンに買い物に行く
沖縄のスーパー・ユニオンは会社の方針で台風が接近してもギリギリまで店を開けていることに定評がある。那覇市内にあまり店がないのが残念だが、
f:id:ryukyuhardcore:20190518153923j:plain
国際通りからなら、前島二丁目店にならなんとか行って帰ってこれるはずだ。開いていたら人気アーティストのコンサートチケットを買えた時くらいの嬉しさが込み上げてくる。

他のスーパーも頑張ってくれるが、ユニオンの男気は沖縄の誇り。逆にここが閉まると「台風、マジヤバいな」となる。ユニオン買い出しツアーはなかなかいいかもな。
(おすすめ度75%)

④民謡居酒屋ホテル自室
台風は接近するものと見越して大袈裟なくらい飲食物を買い込んだ。あと、ドンキや家電量販店で安いCDラジカセを買って、ついでに沖縄民謡のCDを買ってずっと部屋で流したこともある。もちろん泡盛も一升瓶で買った。部屋備え付けの便箋に「会員制民謡居酒屋・時間飛行」と命名してドアに貼って期間限定の「店」を開いた(笑)
(おすすめ度71%)

⑤何泊の旅行だろうが帰る前の日だけは那覇宿泊にしておく。
ヤフー知恵袋の質問者には那覇宿泊は殆ど人気ないんだが(笑)、空港に行きやすい、物の調達がしやすい、ホテルの延泊がしやすいという簡単な理屈だ。
キャンセル待ち、臨時便などのために朝早くから空港に行くことになれば、どこにいたほうが有利かなんて保育園児でもわかるはずだ。
(おすすめ度100%)


⑥この時期は(ま、時期は関係なくそんなところで航空券なんか買うなという話なんだが)ネットで「格安航空券」と検索して、スカイ○キャナーなどのサイトから知らず知らずの間に海外の(スペインとか)代理店を通じて安いと思い込まされた航空券を買わないことだろう。
キャンセル、振替、払い戻しなどの有事に、航空会社のカウンターでは一切受け付けてもらえず、電話も繋がらなければメールもなしのつぶての海外の旅行会社とのやりとりになってしまう。
一番安い航空券は当該航空会社の公式サイトなどを通じて発売された「ANAスーパーバリュー」や「JAL先得」などの正規割引運賃に決まっていることなんで、根拠のない「格安」なんて言葉に簡単に乗らないことだ。
(大切度100%)