カツオの独り言~那覇の酒場から酔狂日記~

アイドルから沖縄ローカルネタまで。くだらない(実はとってもためになる)マニアックな情報を発信しています。

国際ショッピングセンターの話①

まず最初に画像の借用、見逃してクレヨンしんちゃんm(_ _)mです。すいません。


現在、旧・沖縄三越の建物が「琉球王国市場」とかいう観光客向けのレストラン街のようになってしまったが、その三越の横の路地(御嶽のほうじゃなくてやっぱりステーキのほう)を入るとなんとも不自然な形の駐車場がある。
ここにはかつて那覇タワーという国際通りのランドマーク的な建物があり、階下はマキシーという商業施設で、若者向けのショップや飲食店が入っていた。

▼在りし日の那覇タワー
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この那覇タワーのビルにはかつて泊~泉崎と移転を繰り返したあのアクターズスクールが一時期入居していた。
その関係か、夜な夜な三越のライオン前では尖った奴らがタムロし、また踊っておった。
多分後のDA PUMPだったろう。

と、いうのは、

私は一度だけ三越前でデビュー前のDA PUMPの路上ライブを見たことがある。

当時は確かまだビリーザキッズとかいう名前だったと思うが、DA PUMPだと知ったのは後付けで、取り巻きの人から「デビューが決まった」とか「東京に行く」みたいな話を聞いただけであったのだが、
その後テレビで見たメンバーのKENを見て「お~、アイツあの時おったなぁ~」と気がついたのであった。

90年代の国際通りはなかなか楽しかった。観光客よりも地元の若者の格好の遊び場だった。
それが小禄にイオンができて、おもろまちや北谷の土地が返還されて大規模商業施設がオープンすると、地元の人たちはサーッとこの地から引いていった。

確か開南のバス停の近くにミスタードーナツがあったような・・・
国際通りじゃなくても若者が集まる余地はたくさんあったんだよな。
ゲームセンターも今では「サンライズなは」にあるゲームインナハ2(通称インツー)のみ。
国際通り沿いにあった本店が潰れて2号店が残るという不思議なパターンである。
デートコースは國映館で映画見てマキシー行って、が定番。学校から帰る、或いは部活帰りなら駄菓子屋寄って、国際ショッピングセンターの地下のゲーセン行って・・・・・、って、若き日の記憶がよみがえってきた人も多いと思う。

さて、そこで国際ショッピングセンター。若者がサバイバル術を学んだ(笑)ヤンキーの巣窟。
現在、てんぷす那覇という味気ない建物(カルビーにはみんな観光客とかは行くのかな?)が建つあの場所に、国際通りでも指折りのエキサイティングでハードコアな場所かあったことを今どれだけの人が覚えているのだろうか?

ちなみにハードコアにしちゃったのは退去した数多の店舗と当時のヤンキーのおかげである。
特に地下はまるでリアル北斗の拳、リアルブレードランナーの様相を呈していたのだ。

イメージ的に原宿のラフォーレの向かいにあったセントラルアパート(の地下)を思い出してくれればいいが、そっちのほうも誰も覚えていないよな(笑)

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▲在りし日の国際ショッピングセンター

ま、個人で誰にも頼まれていないのに好きなことを書いているブログだが、そろそろ本業の時間なんで①はとりあえず終了。次回②で当時の思い出を記憶を辿りながら書きつらねる予定だ。
待っててね。✋