有馬記念にアタックナンバー1!「おかえり猪野熊コーチ」
♪フフフンフフフンフフフフフ~ン
紅蓮の華よ~咲き誇れ~、運命を照らして~~
・・・ってかぁ~
本郷「お~い、猪野熊ァ~。そのへん鬼がいっぱいいるぞ~!?」
♪フフフン、フフフン、フフフフフン~
本郷「シカトかよ・・・・・」
どぅえ~~い!これでも食らえ!日輪刀じゃ!!
猪野熊「なんだ、本郷。お前もハマってんじゃねーか・・・18巻、貸してくれよ」
本郷「なんだじゃねーよ!猪野熊ァ。お前最近ここんとこ競馬の予想どうなってんだよ!?」
猪野熊「知るか!!最近オレは鬼滅の刃にハマってんだよ!!っていうか、最初は師走の翁と区別つかなかったけどな」
本郷「やっぱお前、バカだろ・・・・」
本郷「ところでお前、今朝のスポーツ新聞の記事。あれは何なんだ?」
猪野熊「あ、俺と広瀬すずが結婚するかもしれないっていうアレか?」
本郷「見出しが切れてて何て書いてあるかわからんが、あの『まる』ってのはどういう内容なんだ?」
猪野熊「ああ・・・まるまるボーナスを朝日杯でスッた・・・ってことかな?」
本郷「やっぱ、バカだな・・・」
本郷「・・・って、いきなりお前が天狗のお面をつけたところで逆に鬼殺隊に怪しまれて斬られるだけだろーが!」
猪野熊「朝日杯フューチュリティステークスのショックがデカすぎでな・・・」
【ドラマ「夏体験物語」より】
本郷「お前がそんなお面をつけて、先生役の吉幾三みたいに女子の合宿所に忍び込もうとしてるのはバレバレだ!」
猪野熊「・・・・・・」
3着に池添が来たぞ~~!!
猪熊「あのアホンダラ~~~!」
猪野熊「・・・・・というわけなんだ、本郷」
本郷「・・・天狗は関係ねーだろ・・・」
湯島「ウッス!!」
こずえ「こんなとこまで金の無心に来ないでよ~」
湯島「いや、ちょっと話があってね」
湯島「世間一般的に、金の切れ目は縁の切れ目
っていうじゃない!?ま、そういうことさ、ハニー」
こずえ「ちょ、ちょ、何この永遠の別れみたいな握手・・・」
湯島「紹介するよ。新しい彼女のアンジェリーカってんだ。こないだ行きつけのロシアンパブで知り合ったんだぜ!」
アンジェリーカ「ハラキリ、カミカゼ!オーチンハラショー」
こずえ「そのうち日輪刀でてめぇを斬る!」
アンジェリーカ「鬼殺隊デスカ?」
猪野熊「あんなスケコマシ、とっとと縁が切れてよかったじゃねーか」
猪野熊「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ」
こずえ「どっかで聞いたことあります」
猪野熊「有馬記念で笑うしかねーだろ!」
こずえ「なんか知らんけど燃えてきた!」
清水先生「いつも思うんですが、これ、競馬の予想っていつやるんですか?」
本郷「テレビ見ましたか?あのFBIの捜査員とかいう爺さんが行方不明の人を探すってやつ。あんだけ伸ばしに伸ばして何にも出てこなかったじゃないですか。あれと同じですよ」
本郷「予想は決まってんだろーな、猪野熊」
猪野熊「もちろんだ」
猪野熊「俺が取ると言ったら必ず取る!」
猪野熊「楽しく正月を迎えるぞ!」
こずえ「おっしゃ~!」
つづく