秋競馬だよ！アタックNo.１～スプリンターズＳ～

こずえ「あの・・・キミはひょっとして将来外交官の人と結婚してなんか偉い人になる、あの方の少年時代の人？」

少年「確かに似てるけど違わい！！僕はカメラと登山が趣味のあのお方じゃないやい！！」

猪野熊「鮎原！」

ドカン！！

鮎原「何しやがんだ！？ヒゲのグラサン！！」

猪野熊「人をEXILEの ATSUSHIみたいに言うなよ」

猪野熊「だいたいお前バカだろ！？何があのお方だよ。そんなのそこにいるわけねーだろ」
石松「あんまりギャグにしたらアカンわ」


鮎原「この人の話は？」

みどり「あ～、金返さん奴ね？やれやれ・・・」

石松「ダァホ！！その写真はフィギュアスケートの宇野くんじゃ！！」

清水「なんか夏休みが過ぎても全く成長の跡が見られませんね、あいつら」
本郷「ああ。特に目の中にピアノがあるアイツがなぁ」

確かによく見ると瞳の中にピアノの鍵盤があるアイツ
夏休み

出た！

湯島「やあ！ハニー！実はさ～、美味しいビッグビジネスの話があるんだ！」

湯島「知り合いの知り合いの先輩が松山のキャバクラの経営から退くってんで俺に社長になんないかって話が来たんだよ！」

こずえ「・・・・・・・・」

湯島「繁華街に店３軒持てるって、俺、ひょっとして青年実業家だよな？羽賀研二以来のさ」

湯島「そこでさぁ、保証金と担保で８００万円ほど必要なんだ。な～に、半月で稼げる金額だよ」

湯島「もちろん出資してくれるよな？元本は保証するぜ！？」
こずえ「お前、そうやって国際通りのタピオカ屋とアメリカンビレッジのハンバーガー屋を瞬殺で潰しただろーが！！」

湯島「あ～大丈夫大丈夫！何かあったらこずえには美崎（石垣島）のキャバクラで働いてもらうからさ。いいだろ？」

こずえ「か、稼げるの？」
湯島「もちろんさ！マンゴー千個は買えるぜ？」

湯島「舌入れていいかい！？」
こずえ「家に帰ったらね」

本郷「お前、救いようのないバカだな」
こずえ「本当にすいません」

清水「で、スプリンターズステークスってどうなるんでしょうね？」
本郷「猪野熊！お前はどうなんだ！？」

猪野熊「タワーオブロンドンで頭は固いだろ？」

本郷「お前、やけにあっさりだなぁ・・・」

猪野熊「父親が日本に馴染みのない血統のようで、元を辿ればゴーンウエストだからな」

カツオ「ゴーンウエストは特別中山が得意ってわけでもなかったけど、だいたい３歳で馬の実力が決まるし、直系の子供は上位人気の信頼は高かったよなぁ」

中島「そうだよ、礒野の言う通りだよ、グラサンのおじさん。ゴーンウエストっていったら最近日本にはケイムホームやスパイツタウンの子供かポチポチ入ってくるじゃないか。」

猪野熊「まぁ、どことなくツメの甘いところもあるから、ダノンスマッシュとの裏表が本線だな！」

本郷「猪野熊！自信あるのか！？」

猪野熊「初っぱなから決めたるわ！！」

つづく？