中野理恵というヌードモデル
80年代後半、ちょうど性に多感だった現在40代後半以上の男性は必ず出会ったことがあるだろう。
本名かどうかもわからないし、実年齢もわからない。
ま、そんなことはどうでもよくて、アダルト界のモデルの中では妙に素人っぽい、「何故その仕事を選んだの?」的な、まるで中~後期のおニャン子クラブにいそうな雰囲気(と、いっても吉見美津子みたいに後に脱いだ「活動晩年期」の元おニャン子もいたっけな)に世の中のエロ男子は惹かれたのだ。
デビュー作。近映文庫。ポケットサイズなのが残念だが、そのぶん写真は多い。当時書店で見かけた時は、中学校の時の同級生が裸の仕事をしているのを発見したような気分だった(笑)
当時は、英知、サン出版(現マガジンマガジン)、少年出版社(現コアマガジン)、ミリオン出版(大洋図書)などあらゆるアダルト出版社が発行する成人向け雑誌にグラビアが掲載されていた。
このブログでは乳首やアンダーヘアを極力出したくないので、当たり障りのない写真を探してきたり修正するのが大変なんだ。
英知から出た、こちらもポケット版の写真集。編集者かライターが書いたのか知らないが、レベルの低いポエムに興醒めした。
スコラ社から出た、前2作よりは若干大きくなった中途半端な大きさの写真集
顔が変わった
前2作のようなクラスにいたあまり目立たないが案外可愛い子というイメージはない。そのへんのヌードモデル程度に落ちている。
ミリオンから出た、ファン衝撃の写真集
最初はふつうのヌード写真集だったけど、
えっ?縛られてるよ・・・・
ちょ、ちょっと・・・・・
ボンデージだし
巻末のメイキングの画像を見たところ、撮影の舞台裏は和気あいあいで、中野理恵本人も縛られながら笑顔でカメラに収まっていた。
時期を同じくして、ミリオン(或いは大洋図書)から発売されたSM系の雑誌には、この写真集のアナザーカットが掲載されていた。
その後は業界から足を洗ったのかプツリと消息が途絶えた。
ご健在なら今頃53~54歳くらい。
堅気の生活を送っていると思われるが、昔、ある元AV嬢のインタビューで、自分自身はこういったマスコミへの露出は構わないが、子供には知られなくないという内容のことを話していた。
理恵さんも、きっとどこかで平穏な暮らしを送っておられることだろう。
そっとしておくべきだったかな?