那覇の古本屋を歩く（第２話）～あこがれマイフレンド編～

古本屋で見つけて即買いした。
今まで２回手放している。
今持っていても特にプレミアがついているということもないレベルの本。
発売当時の素人女子高生（年齢や経歴詐称がなければw）の着衣の写真集である。制服、水着、私服、体操服のみ。どうってことのない本だ。
巻末についている応募券を切り取って手紙と一緒に出版社に送ると女の子に転送してくれて、必ず返事が来るという触れ込みだった。
多分本当だろう。なにせ当時の雑誌なんて「文通相手募集」なんていって平気で読者コーナーに女の子の自宅住所が載っていたもんな。
家が比較的近所の子なんか言葉巧みに呼び出したりしてさ。そういうのが平気な時代だったな。

▲これ、裏表紙。こういう女の子たちのぎこちない写真で構成されている。
コンセプトとしては後のおニャン子クラブに通ずるものがあるな。
そういえばうちの家族が（私以外）父親の仕事の都合で東京に住んでいた時があったんだが、その時近所に住む女の子がおニャン子クラブに受かった。
緩い時代だから自宅の住所もバレバレで、ファンからの手紙とか年賀状が勝手にジャンジャン届いていたようだ。
「ようだ」って、私、冬休みに「帰省」して年賀状のアルバイトをした時、実際にその子宛の年賀状（明らかに追っかけが出したやつ）を山ほど見たもん(笑)
名前は言わないが、その子は今でも活躍しているよ。間違っても工藤静香ではないけどな。(笑)
この本は女のことしか頭になかった頃、現実世界でも人気のありそうなタイプの女の子がてんこ盛りで、しかも撮影慣れしてなさそうな子が精一杯の大胆さ（大したことないが）を見せているのがいいでんだよね。
スマホも何にもない時代。素人の女の子が間違っても普段こんな写真を自撮りすることなんてなかっただろうね。

しかし！生年月日を見たら
昭和３９年とか４０年とか・・・・・

彼女たち、今どうなっちゃってるんだろうね？