南海汐見橋線エレジー

以前、あてもなく大阪をブラブラしていて、桜川のとある場所から何の意味もなく乗った電車が南海汐見橋線であった。
ただ、正確には南海にはそのような名前の路線はなく、便宜上汐見橋線という名称が使われているが、あれはあくまでも南海高野線の支線であるらしい。

当時、あまりにもの過疎ぶりと、一体どこまで行くのかわからない「明るい恐怖心」と相まって結構スリリングなぶらり旅ができた思い出がある。

そのうちきちんと取材に行くとして、今回は都心の秘境路線「南海汐見橋線」を取り上げてみたい。
閉鎖ブログなんで個人の備忘録かもしれないね。

①岸里玉出（きしのさとたまで）

汐見橋線の起点だ。難波を出た南海線はこの駅から和歌山市方面と高野山方面に分岐する。
上空から見ると駅の形が扇型に見えるらしい。
高野線のホームの位置がなんとなく斜めになっているよ。
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寂しい場所にある６番ホームまでいくと、
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２両編成のワンマンカーが待っている
私が桜川（汐見橋）から乗った時はお客さんは２人だった(笑)
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②西天下茶屋

以前は確かここで降りてみたんだよな
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③津守

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④木津川

ネットで「文明終焉後の世界」と表現されていた。奇跡の駅。降りる人は鉄道マニアくらいか！？
多分厄介なことに巻き込まれても助けに来る人はいない。
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⑤芦原町

諸般の事情でこのあたりはよっぽどの用がない限り行きたくない。すいません。
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⑥汐見橋


寂れた駅だ。先に答えを書いてしまったが、辺境の地でもなんでもなくて、ちょっと行くと阪神なんば線の桜川駅がある。

鉄道マニアの間では、この手の路線を「盲腸線」と呼ぶらしいが、盲腸上等！全盛期のピンクレディーのケイちゃんも休んだじゃないか。
多分どちらから乗車しても異界の地に放り出される心配はないはず。
都心のローカル線に胸は踊るばかりである。

余談
ネットから拝借した木津川駅周辺の風景である。

こりゃ、行くしかないでしょ！！