国際通りトランジットモール
9月29日ってドリカムとモンパチがコンベンションでガーエーやるんだね。
ドリカム(展示棟)、モンパチ(劇場)。
ちなみにガーエーとはエイサーの専門用語で、道ジュネーの時に異なるエイサー隊がかち合うことを言う。
さて、それはともかくとして、ヤフー知恵袋を見ているとたまに「昼間から食事をしながらエイサーを見れる場所はありませんか?」という質問がある。
そういうのには「ない」或いは「琉球村かおきなわワールドにでも行ってらっしゃい」と回答するしかない。
が、しかし、確実に毎週やっているかどうかはわからないが(Facebook見たらわかるが)、国際通りでよくやってるよなぁ~。
既に誰もがご存知のように、那覇の国際通りは毎週日曜日の正午から18時までの間がトランジットモールになる。歩行者天国と思ってくれていればいいと思うが、
ただ単に車を進入禁止にしてダラダラ過ごすだけだと思ったら大間違いで、沿道では空手の演舞だとかエイサーなど、何かしら楽しいことをやっている。
ついつい足を止めて見てしまう。
エイサーといえば、
主にJALシティ那覇のあたりで叩いて飛んで回っている、この方々が有名だ。
現在合わせて30名近いメンバーがいるそうだ。
初めて「心」を見た時、ちょっと何もかも自分の心が荒みきっていた時で、彼ら彼女らの心血注いだ演舞に本当に心が洗われて涙がポロポロ出てきた記憶がある。
話は飛ぶが、毎年2月のはじめ、9、10日あたりに、桜坂劇場を中心地にした、桜坂アサイラムという音楽イベントがある。そのラインナップはよっぽど音楽に詳しい人じゃないとわからない人たちばかりだが、
昨年、あの切腹ピストルズの面々が呼ばれた。
▲隊長の飯田団紅氏
自らをニッポンオオカミの残党と名乗る彼らは、演奏前の口上で、
野生の叫び!
破壊の破壊!
徹底的の祭りを奏でる!
と叫び、我々をカオスの渦に巻き込む
そんな切腹ピストルズ。昨年の2月11日の桜坂アサイラムの日に、なんと、首里城で吠え、金城町石畳道~繁多川で道ジュネーを繰り広げ、安里から国際通りに入り、ゆいレール牧志駅前でも演奏を繰り広げたのだ。
そして、ちょうどドン・キホーテのあるむつみ橋にさしかかった時、そこにいたのが心であった。
いきなり野良着を身にまとい太鼓を叩く柄の悪そうなおじさんたちの集団が現れて、心の面々もびびったと思うが、
飯田隊長以下切腹ピストルズの面々は心に対して深々と一例をし、まるでマグマがふつふつと沸き上がるような緊張感の中、ガチンコのガーエーが始まったのだ。
打ち合わせ一切なしのコラボレーション。心のほうが切腹ピストルズに合わせたような印象だったが、このあり得ない共演が冬の国際通りから寒さを吹き飛ばした。
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そこに行けば必ず何かがあるのである。
▲これは2018年の桜坂アサイラム
冬に旅行に行く人はチェックしておくといい。
場所はハイアット・リージェンシーの裏。桜坂劇場やレゲエバーのナッフハイブがあるあたりでやっている。
それまで待てない人には、10月の連休にある那覇まつりでしょう。
初日はいつも国際通りでパレードがあり、場合によっては浦安ネズミ屋敷からつがいのネズミやアヒルが来ることもある。
那覇まつりのメインイベントはこれですよね▼
大綱曳祭り!この綱は実は那覇のアメリカ軍の軍港の敷地内を借りて編んでるんだぜ!?