今だからこそ「まっとーばー」で!
もう何年前の曲になるんだろう?
8年くらい?
でも名曲っていつまでたっても色褪せることはないと思う。
こういう歌こそが本当に元気や勇気をもらえるんだ。
あの、きいやま商店の歌には
家族、親戚、友人たちがネタに使われ、我々は当然その人たちのことは知らないはずなのに、何故か昔から知っている近所のおっさん的な親近感を覚えてしまう。
かりゆし58の前川真悟さん
彼の書き下ろす歌にも、実母のことを歌った「アンマー」以外にも、おそらく・・・ではあるが身近な人のことを歌ったものが多い。
ただ、きいやま商店のような能天気な世界の歌はあまりなくて、(「全開の唄」なんかは違うけど)かりゆしの歌に出てくる登場人物たちはどこか切ない。
(「ナナ」は結婚式でよく流れる歌だな。)
私の好きな「ウクイウタ」
▲この人がミュージックビデオの主人公。「さよなら」では学校の先生になっていて、「あっ、地元帰ってきたんだ」と。(笑)
▼ジャケ写
MVも半分くらい渋谷のど真ん中で撮影され、まだ知名度のなかった彼らは一般の通行人たちから「こいつら一体誰?」的な目で見られたそうな(笑)
さて、本題だ。
まっとーばー、である。
沖縄方言で「まっすくに」という意味。だが、かりゆし58以外使用頻度は少ないと思われる。
かりゆし58/まっとーばー
https://youtu.be/0wrpPpokeT0
歌詞▼
http://sp.utamap.com/showkasi.php?surl=k-121128-056
歌の主人公は、地元の友人のお父さん。前川さんがグレるまで(苦笑)一緒に遊んでくれたり野球の練習に付き合ってくれた(子供のほうがおっちゃんに付き合わされたか?)
曲が進むにつれとてつもない悲しみがおっちゃんを襲う。
気丈につとめて明るく振る舞うおっちゃん。
きっと誰もいない場所で存分に男泣きをしただろう。
♪真っ向からどストレートだもう一歩も引けないときには
何もかも自分の全部を真っ直ぐに懸けろ
そもそも真っ直ぐな生き方をしていない私。
自分の全部を懸けたこともなければ
一歩も引けないときには黙って逃げていた(苦笑)
前川さんに思いっきりビンタを食らったような歌。
ウクイウタで止めどなく涙が流れ、まっとーばで心が奮い立った。
さて、明日はプロ野球ドラフト会議である。
子供の頃から野球漬けで、野球一筋で、小さな頃から他人と競争をして、勝ち抜いた人の中から更に選ばれた人だけがプロ野球から契約の打診を受けるのである。
これはゴールではなく、まだスタート地点にすら立ってはいないのだが、
そして、野球の才能があると認められたからプロ野球選手になった人たちの多くが、わずか数年後に「あなたには野球の才能はありませんでした」と真逆のことを言われてチームを追われる。
なんとも厳しい世界。
なにせ化け物だらけの魑魅魍魎の世界なのだから、人間のままではとても叶うはずがないのだ。
だからこそ、我々日本男児の憧れの的であるプロ野球の門を叩く全ての人には、この「まっとーばー」の言葉を贈りたい。
そして、私たち自身もピンチの時こそ「どストレート」で勝負するおっさんになりたいものだ。
明日、ドラフト指名される全ての方々にエールを!
頑張れ!!