カツオの独り言~那覇の酒場から酔狂日記~

アイドルから沖縄ローカルネタまで。くだらない(実はとってもためになる)マニアックな情報を発信しています。

でんぱ組.incウッハヤーツアー@名古屋の雑感

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タラ「感動したでしゅう~」

世の中、テレビの音楽番組を見ていると、
大人数で踊り、くるくる回っているだけなのに、どこからともなく歌声が聞こえてくるというグループが相変わらず重宝されておる。

見ている側からすれば
「それは別に構わないから、もうちょっと上手くやれ!もっと口を開けろよ~」と言いたくなる有様だが(笑)
そんなパクちゃん(ピンポンパンに出てくるヘビ)だらけのアイドル界において、
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▲パクちゃん


2時間半のステージを、アップテンポで歌詞も早口の歌を中心に激しいフォーメーションダンスを踊り、もちろん歌は腹の底から声を振り絞った生歌で、MCまでこなす立派な女の子たちがいる。

BS朝日でやってた冠番組以外テレビに呼ばれないんだよなぁ~

「おつかれサマー」の頃にちょっとMステ呼ばれたんだよな~。でも、実はそれ以前から何度もスケジュールに「Mステ(仮)」って書いてあっても、それが近づくと消えていたという闇深い出来事が続いていたんだってな~。

ま、我々からしてみたらせっかくの良い曲の数々をテレビサイズでズタズタにカットされて歌わされても堪らないから別にいいけど。
武道館や代々木第一、幕張メッセ富士急ハイランドを満員にするアイドルグループが滅多にテレビに出られない現実ってどうよ!?
(それが事務所の方針ならすいません)

行ってきました。
でんぱ組の名古屋公演。
暑かった。
ホールの中は空調効いてた(笑)

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▲今回のツアーの人気商品。アロハシャツ。同じ柄の短パンは既に売り切れていた。私が買って間もなくシャツも売り切れた。これ、沖縄では着れないかもな(笑)個人特定されそうで。

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もう行動が矛盾しているが、アーティストの権利保護のため、拾い画像やオフィシャルからの無断転載はしない(笑)

自分の席は真ん中よりやや後ろの通路側で、電子チケットが来た時は少しテンションsageだったが、

1曲目が、いきなりメンバーがステージから降りてきて客席を縦横無尽に歩きながら歌う演出!

未鈴ちゃ~~~~ん!!
自分のすぐ横、距離1cm未満を未鈴ちゃんが往復していった。
2列前の通路にはピンキーがいるぞ!
お~、えいたそは右いったぞ~!!

2mくらいのところで見るピンキー、ちっせ~~。(可愛いからいいけどね♥️)

なんか神席で良かったです。相撲やプロレスじゃないからタレントにはさわりません。当たり前です。いや、本当にありがとうございました。あとは楽曲に集中できます。

3曲目が終わりメンバー紹介のMCの前にピンキーがへたり込んでしまい立てなくなってしまった。

しばらくして自力でステージの袖にハケていった。

緊急事態発生!?

いつまでたっても出てこないピンキー(藤崎彩音)を心配して会場がザワザワしてくる。

えいたそ(成瀬瑛美)がピンキーのモノマネをして会場の笑いを取りながら一生懸命場を繋いでおったが、


戻ってキタ━(゚∀゚)━!

あくまでも推測ですが、いきなり激しい曲が3曲続いてたまたま一時的な過呼吸か酸欠になったと思われます。
それから何事もなくて本当によかった‼️

コンサートのセットリストは既に八王子オリンパスホール公演のものがネットに上がっていますが、名古屋公演は中盤戦の「ファンラブコーナー」(あらかじめツイッターで募集したリクエスト曲を歌うコーナー)の曲が違うだけです。

今回のツアーは、今まであまりやらなかった曲、久しぶりに聞く曲、もちろん新曲やでんぱのキラーチューンもバランス良く散りばめられていて、中盤あたりに「聞かせる曲」を固めて、終盤にアップテンポの曲をドーン!という、ファンの意表を突いてしかも最後には感動の渦に巻き込む、非常に考え抜いた曲順だった。

思い起こせば昨年のクリスマスに行われた聖なるディアステージにおいて、同じ事務所のグループやら寺嶋みふゆちゃんやらが入れ替り立ち替り出てくる中、トリのでんぱ組が出てきた瞬間ガラ~~~ッと空気が変わった、あの、その場にいなきゃわからないなんともいえない瞬間が今も尚私の脳裏から焼き付いて離れないのだが、
2時間全て圧倒的なオーラを出しまくる彼女たちの今回のステージ。私の隣にいた、いかにもヲタ芸かましそうな奴がこの雰囲気に圧倒されて芸を打つのを忘れていた(推測)姿が、チラ見しただけだが印象的だった(笑)

平成最後の公演も名古屋だった。
あれから僅か2ヶ月。昔のV6に例えると(って、なんで例えなアカンねん(笑))「カミセン」にあたる3人(つまり藤崎、根本、鹿目の3人)の成長にオッサンとしては目を細めずにはいられない。
夢眠ねむのカラーとスピリットを受け継いだ根本凪さん、ねむのフワフワ感を受け継いだような鹿目凜さんの2人も完全にキャラやグループ内での立ち位置が確立してきたと思う。

はてなの読者やユーザーの中にでんぱ組の良さをわかる人がどれだけいるのかはわからないが、質の高いポップミュージックは人生を変える力があるということをわかってもらえたら本望だ。
ファンラブのコーナーでリクエストが採用された人は、どうやらでんぱ組が人生を(良い方向に)変えたらしい。
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