商売やってる人は「じゃあいいですぅ」なんて言われたらアカンよ!?
しかし、ここ連日、凄まじいアクセス数をいただいてはいるんだが、誰もスターの1個すらつけねーのな。(一部の読書様を除く)
そういう奴、次から見なくていいからね。
まさかスターのシステム知らないとか?(笑)
「それで今日の話題は何なんだい?」
私は書店やレコード屋に行って欲しかった商品がないと、だいたい決まってこう言う。
「じゃ、Amazonで買うからいいです」
まったく、困ったおっさんだ。
イベント会場などでこのようなキャラクターを見ると、
「すいません。押していいですか?」
一応「すいません。」と断りは入れるのだが、昔ナゴヤドームで見かけたローソンのタヌキは、お付きの社員さんが本気にしちゃって、私がちょっと動いたり近づこうとしたら、マンツーマンでブロックに
入ってきた。(笑)
そんな話は置いといて、今年の流行語トップ10に入りそうなのが、
「じゃあいいですぅ~」
AirPayのコマーシャルですね。
バー、骨董品店、八百屋、美容室などを経営しているオダキリジョーのもとに
海外からのとんでもない大スターがやってくる。または、商品全部買いを申し出る
「デビッドジャガー!?」(って誰やねん)
お付きの人がたどたどしい日本語で「カード使えますか?」と聞いてくるが、
オダキリさんは決まって「ウチ、現金だけなのよ」とつれない返事。
そこでお付きの人の決め台詞炸裂!
「じゃ、いいですぅ」
最後は決まってオダキリジョーが「エアペイ・・・」と泣きそうな顔でつぶやいて終わり
誰でも知っている人気コマーシャルだが、
あの「じゃ、いいですぅ」の人は
パオロ アンドレア ディ ピエロさんというイタリア人のタレント兼オペラ歌手らしい。
ちなみに
このNo.1インフルエンサーの女性は
ブリスカ・モロツィさんという南アフリカ出身の方で、タレントの傍ら愛知県の高校や大学で講師をつとめているそうだ。
で、今回の話はそんなことではなくて、
商売人にとって「じゃ、いいですぅ」は最後通告に等しいよ、ということである。
ジャイアン「俺様の競馬が当たらねーのは、競馬場の作りが悪いんだろーが!!」
▲こういう的はずれな言いがかりとしか思えないことはクレームでも何でもないが、
クレームとは今後も店を利用したり、物を買ってくれたり、お付き合いをしてくれる人からの叱咤や叱責だと思う。
「じゃ、いいですぅ」の人はコマーシャルの通り黙って去っていくだけです。
私も、あまりにも欠品が多い、料理が不味い、発売日に話題の本を開店と同時に買いに行ってもない、
バイトの接客態度がなってないなど、そんな店は特にクレーム入れることもなく「じゃ、いいですぅ」とばかりに黙って行かなくなりました。
案の定何軒もの店がやがて廃れて潰れました(苦笑)
我々ユーザーやカスタマーにとっては代わりはいくらでもあります。
商売人にとっては一人のそこらへんのオヤジですらオンリーワンと見なくてはならないと思います。
コミカルで楽しいコマーシャルの裏に、シビアな現実が隠されている、厳しい社会派の「作品」ですね。
ところで、
このデビッドジャガーの役の人って誰?
モデルになったのは
元スコーピオンズのギタリスト、ウリ・ジョン・ロートじゃないかと思うんだが、どうでしょうか?