サザエさん夏休み編「カツオ、甲子園の道」
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♪よ~こ~は~まの空高く~~
ホームランかっとばせイ~ソ~ノォ~~
サザエ「あんた、今日の試合どうだったの?」
カツオ「はい。4打席連続満塁ホームランでした」
パッカ~~~ン!!
サザエ「アハハハ。頭部デッドボールで病院送りじゃないの!」
マスオ「カツオく~ん。相手のピッチャーは藤浪かい!?」
こうなって
こうなって
カツオ「僕のやられっぷりがガンダムの最終回のガンダムそっくりでさ・・・」
カツオ「あり得ね~くらい頭が変形してさぁ」
カツオ「これ、絶対姉さんからの虐待疑われるぜ?」
サザエ「その前に八村塁に思いっきりダンクシュートしてもらうわ!!」
カツオ「これさぁ~、確実に脳に動脈瘤ができているレベルじゃないかよ~~!」
その夜
中島「おい、礒野~。起きろよ~」
カツオ「お前は夜中の2時にどうやってここまで入ってこれるんだよ~~?」
マスオ「何事だい?」
サザエ「ああ、中島くんがどっかから入ってきたみたい」
カツオ「でさ~、お前、話って何だよ~?」
中島「おめ~、これからの進路って決まったのかよ~?」
カツオ「いきなりその進路って何だよ~?」
中島「お~、礒野~。こないだの話だけどよ~。俺、実は東海大相模と横浜高校から野球推薦の話が来たんだよ~。どっちに行くか迷ってんだ~」
かおり「わ~っ、中島くんが東海大相模の野球部からスカウトですって~?」
早川「最低でも将来国際武道大学くらいは行けそうね~」
波平「お前みたいにただ毎日宿題をほっぽり出して何も考えずに野球やってる奴との差じゃ!」
カツオ「・・・って、冷静に考えて、俺たちまだ小学生だろ?あり得ねぇ~って」
中島「俗にいう青田買いってやつさ」
カツオ「よ~し、中島ァ!僕は違う競技で頂点を目指すよ!」
カツオ「僕が目指すは八村塁か渡辺雄太さ!」
カツオ「僕にとって史上最強のモテ期が再びそこまで来ているんだなぁ~!」
波平「で?バスケットやりたいから桜花学園行きたいって、アイツは真性のバカか?」
波平「性転換手術してまで女子校に行くやつなどおらんわ!バカタレが!!」
カツオ「と、いうわけで、僕は今日から桜花学園目指すからさ。もうキミとは会えないよ」
花沢「やだやだ!あの日一夜を共にして以来永遠の愛を誓い合った礒野君とずっと別れてしまうなんてイヤよ・・・」
花沢「・・・ってワケのわかんねーこと言ってないでさっさとアタシの性欲満たせや!!」
トオリャ~~~ッ!
つづく!