サザエさん安田記念編「波平鬼化する！？」

波平「ワシ、ちょっとひとっ風呂浴びてくるから、別々に帰ろうや」
マスオ「お義父さん、実は僕も行こうと思ってたんですけどね・・・」

波平「ウイ～ッ、なんだよ痛ぇ～な～。どこ見て歩いてんだよ、オイ。」

鬼無辻「すみません。急いでるので・・・」

波平「ウイ～ッ。なーにが急いでるだ、そんな青白い顔しやがってよー。お前死にそうだな～ハッハッハッ」


鬼無辻「・・・・・・」

波平「あわわわわわわわわ・・・・・」

鬼無辻「私の顔はそんなに青白いか？私は死にそうか？違う違う。私は完璧な生物だ。」

サザエ「父さんがぷっつり姿を消したの・・・」
カツオ「なんかマスオ兄さんの話ではお風呂屋さんに行ったとか行かなかったとか」
ワカメ「いいなぁ～。アタシも行きた～い」
カツオ「大人になって借金が雪だるま式に加算したら、嫌でも行かなきゃなくなるさ」
タラ「雪だるまでしゅか？」
カツオ「萬田銀次郎に風呂に沈んでもらおか～って言われてね・・・」


カツオ「ち～っ、姉さん、ガチでボコるこたぁねーじゃねーか・・・」

カツオ「茶々丸！父さんの手掛かりを探してきておくれ」
ワカメ「お兄ちゃん、その猫何？」
カツオ「珠世さんの猫」
ワカメ「？？？？」

波平「フッフッフッ。十二鬼月の力を思い知らせてやろう」

カツオ「ハッハッハッ、父さん、鬼無辻無惨から血を分けてもらって鬼になってやんの！」

波平「笑い事じゃないわ、バカモン！」
フネ「珠世さんの薬でなんとか自我を取り戻せたのよ！？」
カツオ「あ、そういえば父さんの目から上
弦肆って文字が消えています」

波平「おお、それはよかったよかった」

カツオ「グワ～ッ」

波平「おい！上弦の肆ってワシゃ半天狗か！！」




カツオ「あ～痛ぇ～。しかし、父さん、人間の段階でこんな血気術使えるのかよ～。こぶが尋常じゃねー大きさだぜ、ったく・・・・」

中島「親父さんが鬼化ってお前んちの鬼滅ブーム、変な方向に進んでねーか？」
花沢「礒野くんちは鬼がいっぱいいそうね、お姉さんとか・・・」
カツオ「姉さんは既にウチでは上弦の壱だから」

波平「マスオくん！ウイ～ッ。あのお方の血をふんだんにあげようか～」
マスオ「ハッハッハッ、いいっすね～お義父さん」

マスオ「ウ～ッ、会社の女共は全員食い尽くしてやったぜ～～」

カツオ「あ～あ、マスオ兄さんも鬼になっちまったじゃねーか・・・」

ノリスケ「さあ、カツオくん。僕の胸に飛び込んどいで」
カツオ「うるせー、バカ」

つづく（かも）