那覇の古本屋を歩く（第１話）

まず始めに断っておくが、この古本屋は現在この場所にはない。なんか若狭の高良食堂の隣に移転したって話だが、この記事を書いている時点で訪問はしていない。

店頭に置いてあった綾波レイが嬉しそうにマンガの本を抱えているＡ看板が懐かしい。
綾波レイってこんな表情したことあるっけ？

ちなみに反対側は・・・誰だっけ？(笑)

随分減ったとはいえ、那覇には意外に古本屋がある。それは①歴史書や沖縄空手に関する本を売っている「郷土史系」の店と②県民男子のムラムラを満たす「アダルト系及びアニメ＆マンガ系」の２通りに大分される。
この店はどこからどう見ても中に入っても間違いなく②であった。
①②とも沖縄の古本屋の店主ってのは例外なく相場を知っているプロであり、まぁ、沖縄空手や琉球史に関する本にはだいたいべらぼうなプレミアがついていたりするのだが、他店を何軒か見て回っても、だいたいこちらが「おっ、これは！？」と思うような本には「どうぞお帰りください」と言ってるに等しい値札が貼られているのだ。(笑)

特別欲しいものでもなく、特にプレミアがついているものでもないが、見かけたら買おうと思っていた物が見つかったので１冊購入。
一応レコードも出した元アイドルである。小野由美ちゃんである。
♪クラインフォーユー
なんて歌ってたっけな。
売れず、脱いで、消えた。今、何をしているんだろうね、彼女。
（つづく）