ヒーローたちの転職
「お前、結婚はどうするつもりなんだ?彼は問題解決についてきちんとやってるのか?えっ、どうなんだ!?」
彼↑(同じ「○○の~」のトリトンはいい迷惑だよね)
段平「終身雇用などワシらには関係ないことだが、今日はテレビヒーローたちの転職事情について語ってみるかのぅ・・・・・」
ちなみにワシ・・・・
「プロボクサー→ボクシングジム会長→日雇い→人間のクズ→ほぼホームレス→日雇い→ボクシングジム会長」
段平「丈との出会いがワシを立ち直らせてくれたんじゃ!!」
と、いうことで早速いってみるかのぅ・・・
その1:番組開始と共にいい会社に転職(就職)できた編
郷秀樹(帰ってきたウルトラマン)
前職:レーサー志望、自動車修理工場手伝い
転職先:MAT隊員
生きるのが下手そうな自動車修理工場の経営者・坂田氏と、いつ完成するやもわからないレーシングカー流星号の開発に勤しみ、多分給料の支払いもなければ郷自身も国保や国民年金も払っていないと思われる。
勤務先周辺に怪獣が出現し、逃げ遅れた(正直言って勝手に戻って行った)子供を助けようとして、瓦礫の下敷きになり絶命するものの、その勇気ある行動に感銘を受けたウルトラマンが郷に乗り移ることにより蘇生した。また、同様の理由でMATからもスカウトされる。収入アップは確実だったことであろう。
北斗星司(ウルトラマンA)
前職:パン屋の配送員
転職先:TAC隊員
広島県福山市でパンの配達をしていた彼は、特撮番組には珍しくいきなり広島県に現れた超獣ベロクロンが町を破壊する姿に怒りがこみ上げ、しかもパン屋の得意先である児童養護施設エリザベスホームにまで危機が迫り、そこで怒りは沸点に達し、乗り捨ててあったタンクローリーで超獣に突っ込み爆死。
一方ホームの看護師だった後の相方南夕子は車椅子の少女を連れて避難しておったが、北斗の無茶苦茶な行動の巻添えを食らって(推測)こちらも爆死。
だが、その勇気ある行動を称えられウルトラマンAとして甦り、同様の理由でTACからもスカウトされて上京。夕子に連れられていた車椅子の少女は生死不明(多分○んでるだろう)(苦笑)大人の無鉄砲でいい迷惑である。
東光太郎(ウルトラマンタロウ)
前職:フリーター
転職先:ZAT隊員
白鳥船長が指揮するタンカーに乗せてもらい世界を旅しているフリーター。って、密航者じゃねーの?
船長に気に入られて「うちの会社に就職せんか?」と勧誘を受けたが、それはそれで良い話だったのに断ってしかもタンカーから海に飛び込んで逃げるという恩知らず。だが、お約束のように現れた怪獣と人間の身でありながら果敢に戦い瀕死の重症を負う。しかし、ウルトラの母ことペギー葉山らウルトラマン一族にその勇気を称えられ、ウルトラマンタロウとして復活。また、白鳥船長とZATの朝比奈隊長が知り合いという縁からも入隊が決まるという運の良さ。多分海運会社のほうを選んでもそれなりに充実した人生は歩めたであろう。
【共通点】
命を落とすリスクが高いが、とにかく正義感で物事に取り組めば(無茶苦茶なことをすれば)良い会社に就職できる。
その2:立身出世編
ファイヤーマン
海底人ミサキー
↓
秘密戦隊ゴレンジャーのアカレンジャー
海城剛
当時、連日のように届いた子供たちからのファンレターに対してはひらがなを多用した返事を律儀に返していたそうだ。
↓
警視庁特命課刑事・吉野
殉職しちゃうけどね
ちなみに、
この人は時代劇の出演も多く、だいたいが一本気な侍とか剣術道場の師範とか、そんな役目が多く、他にほぼ同じ道のりを歩んできた人物としては三ツ木清隆氏が挙げられる。
彼も将軍のお庭番からヒーローを経て警視庁特命課刑事になっている
【共通点】
着実に階段を上がっていくとはいえ、その過程で起こる一つ一つのことを常に大切にすること。
与えられた仕事は手を抜かず全力であたること。
どうじゃ!わかっただろう。ヒーロー番組とは教育番組でもあるんじゃ・・・・・
その3:不法就労?
モロボシダン(偽名)(ウルトラセブン)
もともと:ウルトラセブン
就職先:ウルトラ警備隊
再就職先:MAC
もともとウルトラセブンとして、地球観測と称して人間のふりをして地球に不法侵入してきた。たまたま良い宇宙人だからよかったものの、地球の防衛体制はどうなっているんだ?
しかもウルトラ警備隊と接触した時にとっさに名乗った「モロボシダン」として最終回まで通すことができた。
入社に際して身辺調査、住民票の提出、健康診断などが一切ないという(推測)一流企業にはあり得ない緩さ。最終回、自分が宇宙人であることがバレそうになった時のダンの慌てっぷりが妙に笑えてきたという・・・。
【ポイント】
インチキはいずれバレる。